着物と振り袖の違いって何?

着物と振り袖の違いって何?

振袖とは、着物の一種です。

着物の内、身頃と袖との縫いつけ部分を
少なくした振り八つ口がある、袖丈の長い着物のことです。

袖の長さによって本振袖、中振袖、小振袖と分類され、
一番長い本振袖で114センチ前後、一番短い小振袖でも
76センチ前後あります。

黒留袖や色留袖、訪問着などと同格の礼装になり、
特に、結婚式や成人式など華やかな場面で
着られることが多いです。

基本的には未婚女性の正装ですが、結婚しても
新婚や子供のいない間の若い女性の礼装として着られることもあり、
同じように袖の長い着物としては、花嫁衣裳の打掛などもあります。

振袖の形の元となったのは、子供用の小袖です。

体温の高い子供の熱を逃がすために、振り八つ口を開けており
そうした経緯から、まだ一人前でない若い女性の着物とされてきました。

そのため、結婚して子供のいる女性や、三十代半ばを過ぎた女性は
振袖ではなく、留袖などを着ることが一般的になっています。

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京都室町st. > 振袖フルセット